2教諭を懲戒免職 県教委 過去10年の最多更新
東京新聞 2014年3月25日
県教育委員会は二十四日、県警に道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで逮捕された前橋市立春日中学校の広木透教諭(26)と、窃盗の疑いで逮捕された県立赤城養護学校(前橋市)の萩原智恵子教諭(60)を懲戒免職処分にした。二〇一三年度の懲戒処分者は十五人となり、過去十年間の最多を昨年九月の十三人から更新した。
広木教諭は二月一日、高崎市内の市道で酒気帯びで対向車に衝突する事故を起こしたとされる。数時間前に館林市の飲食店でハイボールなど六杯を飲んでいたのが発覚。元同僚の教員二人も同席していた。広木教諭は「酒が抜けていないのを自覚していた」と話しているという。
萩原教諭は一月二十九日、高崎市内の商業施設の駐輪場で他人の自転車を盗んだとされる。また一一年から三回、放置自転車を持ち去ったとして占有離脱物横領罪で検挙されていた。萩原教諭は「自分の自転車がなくなったため」と説明しているという。 (菅原洋)